いつまでも安心して暮らせる住まいを維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。屋根の劣化が目立つようであれば補修をする必要がありますが、気になるのがその費用です。屋根補修工事のひとつ「塗装」について、一般的にどれくらいの費用がかかるのかご紹介いたします。

屋根の補修工事の1つに塗装がありますが、塗装にかかる費用はどれくらいなのでしょうか？平均的な価格をみてみましょう。

上記はあくまで目安であり、メーカーや製品によって価格は異なります。安い塗料であれば費用を抑えることができますが、その分耐久年数が短く、すぐに塗り替えなければならなくなります。

そのため、塗料は数年後のメンテナンスも考えながら選ぶことが大切です。

塗装には足場組み・高圧洗浄・下地処理・養生費・飛散防止シート・下塗り・中塗り・上塗り・縁切りなどの工程が多くあり、そのひとつひとつに単価がついています。

見積もりをする際は、その単価と作業面積を計算いたします。また、屋根の塗装費用の構成は地域によっても違います。

例えば雨の多い地域では、防水効果や耐久性に優れた塗料を使うため、塗料費が高くなります。海が近い地域は潮風の影響を受けて外壁や屋根がサビやすくなるため、塗装サイクルが短くなり、結果的に塗装費用は他の地域よりも高くなります。

塗装は使う塗料や量によって値段が異なりますが、安易にコストだけで判断せずに、耐久年数や付与できる機能などを考えながら選択することが大切です。